コンピューターウイルスの総称である『マルウェア』とは?マルウェアの種類から歴史・対策・対処法まで解説・紹介していきます!!

マルウェアとは何か 種類・歴史・対策など 完全解説! ガジェット系用語解説
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今やいつ感染してもおかしくはない
コンピューターウイルス。

その総称である『マルウェア』にいつ感染するか
常日頃から心配している人も多いと思います。

マルウェアとは大変に危険なものです。
ですが安心してください。
マルウェアをきちんと理解した上で
ウイルス対策していけば何も問題はありません。

今回はそのマルウェアについて
解説・紹介していきます!

では目次をどうぞ!

マルウェアって主に何があるの?

結論からいうとマルウェアの種類は

コンピューターウイルス
ワーム
トロイの木馬

の3つになります。
実は皆さんが呼んでいた
コンピュターウイルスというのは
マルウェアの1つだったんですね。

それではこのマルウェア達の特徴を
1つづつ解説していきます!

①コンピューターウイルス

簡単に言うとコンピューターウイルスは
自己増殖して寄生するプログラムを書き換えるマルウェアです。
ですがそのプログラムが実行されない限りは被害はありません

なので簡単に言えば寄生虫のようなものです。
コンピューターウイルスの被害の大小は
この寄生先のプログラムによります。

ほとんど使わないプログラムなら
未だにパソコンやスマホ内に
眠っている可能性はありますし
OSのような常時動いているプログラムの場合
一瞬でパンデミックが起こります。

これがコンピューターウイルスです。

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②ワーム

ワームはコンピューターウイルスと同じで
自己増殖するプログラムなのですが
更に厄介なのは
プログラムに寄生することなく自己増殖します

つまりワームは完全にコンピューターウイルスの
上位互換であると言えます。

例えるなら現在猛威を奮っている
コロナウイルスのようなものです。

一度誰かに感染したらネットワークを
通じてどんどん感染していく危険なものですから。

これがワームです。

③トロイの木馬

個人的にはこのトロイの木馬が
最も感染率が高く危険だと断言できます。

トロイの木馬というのは自己増殖はしません
ただ仮に一度でもPCやスマホの中に入ったら
気づくことなく情報を盗まれてしまします

これが本当に危険
情報を盗まれるということは
中の個人情報はもちろん
カメラなども本人の許可なく勝手に覗く
ことができてしまうわけです。

しかもこれも上手くできていて
一見なんともない画像などに
ちゃっかり仕込まれている場合などが多いです。

ですからコンピューターウイルスを
定期的にスキャンしていない人は
トロイの木馬が今現在もカメラ越しで
監視している可能性
もあります。

…考えるだけで恐ろしいですね

これがトロイの木馬の解説です。

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④ランサムウェア

「あれ?マルウェアって3つじゃないのかよ!」
って思われている方もいるかもしれませんが
これはおまけなのでマルウェアは3つで全てです。

1度はこのような経験をした人はいませんか?
ネットサーフィンしていたら
「~しないと~損する!!」
「あなたはウイルスに感染しました!今すぐ
~をインストールしましょう!」

などなど身代金を要求したり
マルウェアに誘導したりしたりするもの全般を
ランサムウェアと呼びます。

これ自体はウイルスとは関係ありませんが
危険なものには変わりないので
こちらも覚えておきましょう。

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マルウェアの歴史(~1999年)

ここで軽くマルウェアの歴史について触れておきます。
意外とこの歴史も奥が深いですよ。


1949年 原子爆弾の開発にも携わったといわれる数学者のジョン・フォン・ノイマン氏が自己増殖オートマトンを紹介。これがウイルスの仕組みをつくるきっかけとなった。

1970年 Core War(訳:コア戦争)という対人ゲームがプログラマーの中で流行っていく。このゲーム自体はウイルスとは関係ないがこのゲームで相手のコンピュータを破壊する概念が生まれたなんて罪深いゲームだ…

1971年 自己複製型プログラムの1つであるクリーパーがBBNテクノロジーズ社のプログラマーであるロバート・ボブ・トーマス氏によって作られる。これが世界初の自己増殖ウイルスであると言われている。
※マイクラのクリーパーとは違うので注意

1974年 Fork爆弾の一種である『ラビット』が作られた。Fork爆弾というのは実行中のプログラムをクラッシュするまで無限に分裂し続けるプログラムのこと(例:実行中のyoutube動画をクラッシュするまで開き続けたり..)。ただラビットは他のコンピューターには感染しない。

同年1974年 世界初のトロイの木馬と呼ばれる『Pervading Animal』が作られる。Parvading Animalは簡単に言うとアキネーターの動物版。

1975年 ワームという言葉が生まれる。名前の由来はSF作家のジョン・ブラナー氏の本『衝撃波を乗り切れ』の中に出てくるtapewormから取ったとされている。

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1981年 RSA開発者のレオナルド・アドルマンがフレッド・コーヘンと議論した時にコンピューターウイルスと言う言葉を初めて使用した。(RSAは公開鍵暗号の一種)この頃からPCが世に出てくるようになった。

1982年 当時15歳のリッチ・ストレンカ氏が『Elk Cloner』というAppleⅡを狙った世界初のコンピューターウイルスを作成した。

1983年 IBM PC向けに『ARF-ARF』というトロイの木馬が作られた。これは全ファイルを削除するとんでもないものだった。

1986年 ブートセクターに感染する初のウイルス『Brain』が発見。このウイルスが影響で世間にマルウェアの概念がいっきに広まった。

1987年 ドイツの大学生が作った『Cristmas Tree』というワームを作成。

1988年 『エルサレム・ウイルス』と呼ばれるPC内のすべての実行ファイルに感染するウイルスが見つかった。Windowsが出るまではこのウイルスが主流だった。

同年1988年 当時史上最大規模の感染と呼ばれる『モリスワーム』が世界中で感染した。

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1989年 世界初のステルスウイルスである『Frodo』が発見される。

1991年 『ミケランジェロ』というPCを修理不能にするウイルスが発見される。名前の由来はミケランジェロの誕生日3月6日にしか感染しないからだ。被害報告は1~2万台ほど。

1995年 Wordに感染する初のウイルス『Concept』が発見される。今まで実行ファイルにしか感染しないという常識がここで崩れた。別名『マクロウイルス』。

1996年 Excelに感染する初のマクロウイルス『Laroux』が発見される。

1998年 『チェルノブイリ』というステルスウイルスが陳盈豪チェン・インハウによって作成される。

同年1988年 Javaを狙った『Strange Brew』が発見される。

1999年 感染すると花火の動画が出てくる『Happy99』というワームが発見される。

1999年 『Melissa』というOutlookを利用したマクロウイルスが発見される。被害総額は80億円

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マルウェア/ランサムウェアに感染しないためには

VPNを常に接続しておく

まず1つ目はVPNを常に接続しておくことです。
実は私達がどこからログインしているか
その都道府県の地名までサイト運営者には
分かるようになっています。

悪用は全くしていませんし
するつもりも毛頭ありませんが
事実私にも分かるようになっています。

そこで悪い考えを持つ人にIPがバレてしまうと
しつこく粘着されることは明らかです。

そんな時に役に立つのがVPNです。

↓VPNについてはこちらの記事をご覧ください

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ウイルス対策ソフトを導入する

2つ目はウイルス対策ソフトです。

マルウェアに感染しないためには
ウイルス対策ソフトを購入して
確実に保護することが大切です。

Windows10以上を使用している方は
Windows標準ウイルス対策ソフトも十分に強いので
妥協して使用している方も多いと思いますが
やはりまだ100%スキャンはできていない印象です。
しかもWindowsはシェア率が最も高く
勿論その分ウイルスの標的ドンピシャですので
Windowsにもウイルス対策ソフトを
導入するべきと私は考えています。

MACに関しては世界的なシェア率が低いので
あんまりウイルスの標的にはなりにくい印象です。
ですがそこをついて逆にMACを狙っている悪い人も
いるのでMACにもウイルス対策ソフトを
導入するべきと私は考えています。

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最近はAndroid/IOSなどの
モバイル端末などに対しての
ウイルス攻撃もかなり増えてきました。
モバイル端末はPCと比べて圧倒的に
セキュリティ性が断然に低く
怖い話個人情報も多く抱えていて
常に持ち歩く人が多いことから
カメラの監視もされやすい印象です。
ですのでモバイル端末には
最優先でウイルス対策ソフトを
導入するべき
です。

でも何を購入すればいいか分からない方も
沢山いらっしゃると思います。
そこは皆さん安心してください。
私が今から実際に使ってみた
おすすめウイルス対策ソフトを
紹介していこうと思います。

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筆者のおすすめウイルス対策ソフト
ランキング上位5位!

では筆者が実際に使用して
「これはおすすめできる!」
と思ったウイルス対策ソフトを
順位形式でご紹介していきます。


この記事は2022年3月に作成されたものです。
詳しくは公式サイトよりご確認ください。


5位 キングソフト セキュリティ

第5位はキングソフトです。
このソフトの魅力は
無料版の中では他ソフトよりも扱いやすい点です。
なによりこのソフトの無料版は
有料版とほぼ同等の機能を使用出来る為
無料版を使いたいなら
これ一択かなと思います。

ただ有料版を買うとなると
他のウイルス対策ソフトを使用した方が
いいかなと個人的には思っています。
ただ全く使えないわけではありませんので
購入しても損は無いと思われます。

一応有料プランも明記しておきます
月額版 WPS office 2 Professional 税込550円/月
1年版 WPS office 2 Professional 税込5,808円(税込 484円/月)
3年版 WPS office 2 Professional 税込13,728円(税込 約381円/月)

後モバイル端末には対応していないのも甘味して
ここは5位とさせていただきました。

キングソフトのウイルス対策ソフトはこちらからご購入ができます。

4位 ゲーマーの為のセキュリティソフト【AntiVirusForGamers】

第4位はアンビシャス社のAntiVirusForGamersです。
このソフトの一番の特徴はフルクラウドだということです。

フルクラウドなのでお使いのPCには一切負荷がかからず
ゲーム中などに最も適しているソフトなので
ゲーマーにはかなりおすすめのセキュリティソフトです。

性能面もWindows標準ソフトよりも高く
安心性も充分にあるといえます。

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料金プランは
1年1台版 税込2,780円(税込 約231円/月)
1年2台版 税込3,780円(税込 約315円/月)
とかなり安く設定されており
ゲーマーには非常におすすめとなっております。

ただこちらもモバイル端末には
対応していないので
今回は4位とさせて頂きました。

AntiVirusForGamersはこちらからご購入ができます。

3位 アバスト セキュリティ

第3位はアバスト社のアバストセキュリティです。
このセキュリティソフトは
ネットサーフィンだけではなく
オンラインショッピングに潜む闇なども
検知してくれることが特徴です。

PCだけではなく
モバイル端末にも対応しており
今の時代に適していると言えるセキュリティソフトです。

ただ料金プランが1台と10台用しかないので
2~3台しか持っていないという方は
少しもったいなく感じるかもしれません。
沢山の端末やPCを持っている方におすすめです!

料金プランは
1台(PC,モバイル使用可能)1年版 税込2,980円(税込 約248円/月)
10台(PC,モバイル使用可能)1年版 税込3,980円(税込 約331円/月)
と比較的お安めなのはおすすめポイントですね

以上の理由から今回は
3位とさせていただきました。

アバストセキュリティはこちらからご購入ができます。

2位 ウイルスバスター

第2位はウイルスバスターです。
このソフトはなんといっても
長い販売実績がある安心感が特徴です。

後はウイルスだけではなく
個人情報をも守ってくれるプランも存在するので
これはウイルスバスターの強さといっても
差し支えないと思います。

クラウド版はモバイル端末にも
対応しており最大3台まで対応しているので
1番シェアが多い世帯だと思います。

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料金プランは
・ダウンロード版
1年版 税込5,720円(税込 約476円/月)
2年版 税込10,250円(税込 約427円/月)
3年版 税込13,580円(税込 約368円/月)

・クラウド版
ベーシック(アンチウイルスのみ)
1年版 税込5,720円(税込 約476円/月)
3年版 税込13,580円(税込 約377円/月)
スタンダード(①+個人情報保護)
1年版 税込8,470円(税込 約705円/月)
3年版 税込19,960円(税込 約554円/月)
プレミアム(②+365日サポート)
1年版 税込11,220円(税込 約935円/月)
3年版 税込26,070円(税込 約724円/月)
と、少しお高めですが個人情報を守れるなら
全然買って損はないと思われます。

以上の理由から今回は
第2位とさせていただきました。

ウイルスバスターはこちらからご購入ができます。

1位 ノートン

第1位はノートンセキュリティです。
正直な話ウイルス対策をするならノートンが最強です。
ノートンは売上世界1位を達成しており
その実力は世界中が認めています。
動作も軽さもお墨付きで
低スペックパソコンでも
比較的快適に動くことも特徴です。

そして全ての料金プランで
PC、モバイル端末に対応しており
筆者的には最もおすすめするセキュリティソフトです。

料金プランは
ノートン360 スタンダード
1台1年版 税込4,780円(税込 約398円/月)
2台1年版 税込4,980円(税込 415円/月)
ノートン360 デラックス
(webカメラ保護,お子様のネット利用管理)
3台1年版 税込7,680円(税込 640円/月)
3台2年版 税込13,080円(税込 545円/月)
3台3年版 税込14,480円(税込 約402円/月)
ノートン360 プレミアム(②の5台版)
5台1年版 税込7,980円(税込 665円/月)
5台2年版 税込15,780円(税込 約657円/月)
5台3年版 税込15,980円(税込 約443円/月)
と高性能の割に安く設定されており
非常におすすめです。

以上の理由から今回は
第1位とさせていただきました。

ノートンはこちらからご購入ができます。

あとがき

最後までご覧頂きありがとうございました。
管理人のすふぁんです。

今回は普段が私達が利用するネットの闇の1つである
マルウェアについて解説・紹介をしていきました。
今回の記事は分かりやすかったでしょうか?
もしお役に立てたのなら嬉しいです!

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では次の記事でお会いしましょう!
ここまで読んでくれた読者様に感謝を!!

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