※当記事は精霊幻想記 21 竜の眷属のネタバレを含みます。
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前巻『彼女の聖戦』あらすじ
聖女エリカがグレゴリー公爵領を占領し
占領しているのを食い止めていたリオ達。
だが最後にエリカの声が謎の男になった途端
エリカの暴走が始まってしまった。
全員が窮地に立たされ、ほとんどの人が死を悟った。
ただそれを食い止めるためにアイシアはリオにこう言った。
「みんなから忘れられてしまうのは、私だけでいい。
だから….」
「ばいばい、春人」
と…
その時リオはなぜアイシアが
そう言ったのかは分からなかった。
だがこれだけは確信した。
ここでアイシアを行かせたら
絶対に後悔する。
そしてリオもアイシアの元に行ったのだ。
….そして無事に戦いは終わった。
だが湖のほとりにいたラフィーファが呟いた。
「…ねぇ」
「あそこで戦っていたのは、いったい誰？」
本編
今回は急展開すぎてびっくりしましたね。
まさかリオが超越者になってしまうとは…
そしてリオの前世の前世が竜王様で
美春の前世が七賢神の一人である
リーナだったとは…
そして1000年前七賢神が作った
勇者に対して大精霊が不利な形で
無理やり超越者にしたことが原因で
エリカの中にいる土の精霊が
美春を恨んでいたんですね。
いや美春からしたら迷惑極まりない話ですよね
そしてアイシアの正体はリーナが作った
リーナの生まれ変わりだったと。
それを竜王様と繋げていたから
リオにはアイシアがついていたんですね。
リーナには未来を見通す力があり
1000年後に何かが見えたから
きっと目的があって
転生させたことは分かったのですが
その理由まではまだ明かされませんましたね。
肝心のアイシアが
記憶を持っていないため
謎に包まれたままでした。
これは今度解明されることに期待ですね。
ですが一番残酷なのは超越者は
その強大な力から個人に肩入れしてはいけない
という神が定めた制約ですね。
だから皆にリオの記憶が無かった訳ですね。
…そんな残酷なことある？？
皆の好意どころか存在まで消すとは…
神が全ての戦犯ですね。
ただその超越者に唯一許されたこと。
それが眷属を3人まで持っていいルールです。
それをアイシアに聞かされたリオは
冗談半分で眷属を呼んでみました。
そしたらガチで来ちゃったんですよね。
それが今回のタイトルにもある通り
元竜王様の眷属であるソラちゃんだったんですね。
ソラちゃん幼すぎるやろ！笑
あれで1000歳超えてるって
世の中何があるか分かりませんね笑
それでソラからも話を聞くことに
そしたらリオからセリア達に介入したら
リオ自身も記憶を失うことが判明。
ただ、それを防ぐ方法が
ソラちゃんが持っていた
リーナが作った5枚の仮面でした。
その仮面をつけていれば
記憶のペナルティを仮面が
代わりに受けてくれるとのこと。
ただリーナがいない今
仮面が複製することができなくて
貴重な5枚しかありません。
今後は仮面の複製などができるように
なってほしいですよね。
場所は代わりレストラシオンに
軟禁されているシャルルアルボーを
人質にベルトラム王国に
セリアの実家である
クレール公爵を解放しろと
交渉するクリスティーナ達。
だがベルトラム王国は
意地汚いレベルで交渉に乗りません。
リアルの貴族の意地汚さを
垣間見た気分になりました。笑
そして妥協に妥協を重ね
交渉は一応成立しました。
そしてシャルルアルボーは
解放されるのですが
しかしまぁなんと驚き
レイスが率いるプロキシア王国に
唆された挙げ句
一瞬にして協定を裏切るアルボー公爵達。
断罪の光剣が保管されている
ロダニアに襲撃をかけます。
いや、ここまでクソ人間すぎると
逆に清々しいですよね。笑
プロキシアの勇者キクチ・レンジが
レイスに利用され奇襲を始めていきます。
逃げるセリアやサラ達を観て
本当は今すぐ助けにいきたいリオ。
だが貴重な仮面を失うことは惜しく
ギリギリまで耐えるリオ。
だがレストラシオンの勇者
弘明が負けてセリア達が襲われそうになった時
リオは助けにいってしまった。
アイシアと同等の実力であるソラに
クリスティーナの救出を頼んで
リオはレンジの場所に向かいました。
さすがはリオであった。
ただでさえ強いのに
超越者にもなってしまったら
ねじ伏せるのは簡単でした。
キクチ・レンジが無事気絶した後
クリスティーナと
ユグノー公爵を抱えた
ソラがリオを呼んだ
「リオ様！」
…「リオ？」
なんとこの名前に
セリアが反応したのだ。
セリア「私、貴方の事を知っている。そう、そうよ
私、どうして忘れていたんだろう？
リオ、リオ…..」
サラ「ど、どうしたんですか？セリアさん？」
セリア「….どうして、みんな覚えていないの？」
セリアは泣きながらリオの方を観ていた。
この時リオは思った。思ってしまった。
神が定めたこのルールに絶望して
諦めかけていたけど
もしかしたら希望はあるんじゃないかって。
そうこれは神が定めた悲しいルールに抗う物語。
精霊幻想記 21巻 竜の眷属 完
あとがき
….いやいや
ガチで面白すぎるやろ..w
今回はかなり物語の根幹に
入った回でしたね。
ですがそれはただの絶望だったので
ソラちゃんの登場意外は
結構暗い話がメインでした。
ですが最後のこのどんでん返しは
流石に鳥肌が立ちましたね。
やっぱセリア先生なんだよなぁ。
22巻 純白の方程式は2022年8月1日
発売予定らしいんですが
もう待てねぇよ…いい意味で…笑
今回も精霊幻想記は
どんどん追っていきますので
これからも応援してくださると
嬉しい限りです。
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